賃貸併用住宅に関する用語集

ウッドデッキ

建物の前に設置される木製のテラスで、地面より一段高くなっています。

屋外に設置するので、耐候性や防蟻性、耐菌性、耐腐朽性などに優れた木材を用いるのが一般的です。リビングと一体化させて、アウトドアリビングを楽しむことがトレンドです。

LED

発光ダイオードのことで、長寿命・低光熱費が特徴の照明器具です。

北側斜線

建物にかかる高さ制限の一種です。北側の敷地への日影などの影響を考慮して、建物の高さを制限します。

珪藻土

植物の藻(太古の植物プランクトン)が積もって化石化した土です。無数の細かい孔があいているため、吸湿性や調湿性に優れます。

そのため結露やカビを予防でき、消臭効果も期待できます。また、高い耐熱温度を有することも特徴です。壁や天井などに使う自然素材として注目を集めています。

建ぺい率

敷地面積に対する、建物の建築面積の割合のこと。建築基準法では、都市計画区域内の用途地域ごとに建ぺい率の上限が定められています。

固定資産税

土地・家屋・有形償却資産などの「固定資産」に課せられる地方税。1月1日時点に保有している固定資産が対象です。

地盤改良

建築物、橋梁などを建築するにあたり、地盤が安定するように改良を行うこと。基礎地盤の改良工法には、置換工法、表層処理工法、深層混合処理加工、載荷工法、脱水工法、締固め工法、団結工法、天然砕石パイル工法などがあります。

地盤調査

どのような構造物が建てられるかを調べるために地盤を調査すること。地耐力・地下水の有無などを調べます。

システムキッチン

料理や洗い物に必要な、流し台・調理台・レンジ・調理道具・食器棚などがまとまっているキッチンのことです。

シックハウス症候群

建材から放出される化学物質などが原因で引き起こされる体調不良の呼び名です。倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれます。

住宅ローン減税

住宅購入の借入金額の一部を、所得税や住民税などから控除する制度です。

スケルトンインフィル

スケルトンは建物を支える構造駆体、インフィルは住宅の間取りや内装を意味します。住まいの造りを、「耐久性の高いスケルトン」と「カスタマイズが容易なインフィル」で明確に分け、内部の間仕切り、設備部分を自由に変更できる構造のことです。

耐震構造

柱や梁を揺れに強くすることで、耐震性を高めた建築物の構造のことです。

太陽光発電

太陽電池を利用し、太陽光のエネルギーを電力に変換する発電方式のこと。ソーラー発電とも言います。屋根の勾配や向き・気温により発電量が変動します。

24時間換気システム

居室において2時間に1回程度、部屋の空気が入れ替わるシステムのこと。常時換気(24時間換気)ができる機械換気設備で、建築基準法で設置が義務付けられています。

吹き抜け

2階以上にわたって床を設けず、下から上まで素通しに開放したスペースのこと。豊かな採光が得られるほか、視覚的な広がりも実現できます。

不動産取得税

不動産の取得に対し、その不動産の所在する道府県が課す普通税。不動産を取得した時に一度だけ納める都道府県税で、いわゆる流通税の一種です。

防火地域

建物の構造を厳しく制限し、防火機能を高めることを義務づけられた地域で、建物は原則として耐火建築物でなければなりません。都市の中心市街地や主要駅前、主要幹線道路沿いなど、大規模な商業施設や多くの建物が密集し、火災のリスクが大きい地域が指定されます。

床下収納

建物の基礎と床板の間にある空間を利用して作られた収納スペースのことです。

容積率

敷地面積に対する、建築物の延べ面積(延べ床)の割合のこと。用途地域ごとに異なる制限が定められています。